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Question.住宅設計施工の期間はおおよそ、どのくらいでしょうか。
Answer.
設計は相談をお受けし現場調査の後、基本計画並び基本設計に進み提案(プレゼンテーション)させていただきます。その期間で約1ヶ月(最短約3週間)いただき、その計画を納得していただき実施設計へと進みます。その期間で2ヶ月から4ヶ月。工事見積り、見積調整で約1ヶ月ですので、基本として全体4ヶ月から6ヶ月いただいております。そして工事契約となります(詳しくはWorkFlowページで説明しております)

着工から完成までにかかる期間は工法や工事の規模等の様々な条件によって異なりますが、住宅(木造建築)の場合5ヶ月から6ヶ月が目安です。ですので設計相談から竣工まで約1年がかりが基本となります。昔は材料を秋から冬にかけて近くの山で伐採し、壁は春から秋にかけて塗るなど「切り旬」「塗り旬」がありました。本来はそうした自然の流れに沿って進めてきました。木材の乾燥などに時間を取ることによって長持ちする家をつくることができます。工期は短く短くとなりがちですが、何十年と住み続ける家を造るのですから、ほんの1ヶ月から2ヶ月を惜しんだ事により後で後悔するのは避けたいですね。
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Question.建築設計業務における設計料とは何でしょうか。
Answer.
設計料とは設計業務における責任料という言い方もできます。新築計画の場合、何もない白紙の敷地状態から施主さまの希望要望と建築基準法など法的な条件や廻りの環境を総合的に理解した上で一つの計画案を提出する。ありとあらゆる課題をクリアーして答えを出す。そして具現化するために設計図やドローイング(完成予想図)を描く、そして工事現場での建築設計監理業務(契約図書通り施工されてるか確認)を行う。竣工、引き渡しまでの施主さまの代理人として建築監修を行う業務に対する報酬が設計料であると思います。
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Question.建築設計料の設定はどのようにされてますか。
Answer.
建築工事の規模により変動しますが、基本として建築本体工事費の15%として設定しております。内訳は純粋な建築設計料として13%+確認申請業務2%=15%です。建築工事費が高くなるほど設計料%設定は下がっていきます。
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Question.建設設計依頼を辞退されることはありますか。
Answer.
基本はございませんがスケジュールが埋まり時間の都合がどうしてもできない時は、仕事をお請けすることによりご迷惑をお掛けしてしまいますので、ご辞退させていただくこともございます。それと建築設計は時間を要する仕事ですので、施主さまとの価値観の大方の一致はあった方が長い時間を考えると良いと思います。お互いに良い関係で仕事を遂行するためには消費者と生産者という構図ではなく、お互いが共に同じ目標に向かう同士でありたいと願っています。その関係が構築できない場合はご辞退させていただくこともございます。
5
Question.工事時の近隣への挨拶の範囲はどこ迄なのでしょうか。
Answer.
挨拶をする範囲は、お隣だけとは限りません。お向かいや裏に住んでいる方にも必要かもしれません。現場の状況によっては、少し先まで挨拶した方がよい場合があります。特に解体や上棟のときなどは、大工や手伝いの人などで人数が多くなり、加えて車の出入りも激しくなります。こうしたことを考慮して、挨拶の範囲やタイミングなど設計事務所や施工者と一緒に決めていかれるのがよいでしょう。
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Question.工事中の設計変更は可能なのでしょうか。
Answer.
基本的には工事契約前の綿密な打合せにより決定事項を決めて工事工程を組みますので、(段取り)工事着工後の変更は極力避けた方がよろしいかと思いますが、不可能ではありません。しかし工事工程の組み直しなどの時間のロスにより、確実に工期の遅れや工事費の増大につながってしまいます。

もしも変更してほしいところがあれば、それらをご理解していただいた上で相談してみましょう。工事は目に見えていない部分(材料の発注・職人さんの手配等)でも進行しています。それから変更の図面や見積書を作成してもらうことをお薦めします。ここで書類として(打合せ議事録)記録しておくことで、お互いの勝手な解釈などから生まれるトラブルを防ぐことができます。但し図面作成時間(別途図面作成費がかかります)が必要になりますの工期の遅れにつながることは避けられません。変更が工事進行中におこらないように工事契約前での綿密な打合せを納得していただく事が大事だと考えます。
7
Question.神主さんに渡す謝礼はいくらぐらいでしょうか(地鎮祭・上棟式の時)
Answer.
地鎮祭について少し説明します。地鎮祭とは文字通り地の神様を鎮めるという意味と先に住まう地の神様と共に住まうということへの挨拶の意味があり、これからの工事の安全を祈願するための儀式です。「地祭り」ともいいます。住宅の場合は、神式が多いようです。地域の神社に依頼して神主に来ていただき、祓い清めてもらいます。日取りは吉日を選んで行います。神主へのお礼ですが2万円から3万円程度を包み、式が終わった後に渡しますが直接神主へ聞いてみるといいでしょう。又お供え物を神主に用意してもらった場合は「御供物料」を神主が遠方からみえたときなどは「御車代」をお礼とは別に渡すようにします。

地域差はありますが、基本として棟梁には1万円から1万5千円程度包み鳶の頭にも同額程度を用意するのがよいでしょう。その他の関係者には5千円程度が目安ですが、金額・人数は事前に相談・確認をしておきましょう。こうしたしきたりやお金のこと神主の手配など色々とわからないところが出てくるものです。また地域により違いがあったりします。滞りなく行うためにも、前もって設計事務所や施工者にご遠慮なく相談していただけたらと思います。
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Question.建築設計依頼をする場合、遠方でも可能なのでしょうか。
Answer.
我々の活動拠点は京都と若狭ですが、建築設計業務においては地域は限定しておりません。日本全国世界各地でも可能です。但し経費としてプラス交通費が必要になってきます。施主さまと設計事務所と交通費などの経費を折半するという方法がお互いにとって最善かと思われますが、ケースバイケースですので打合せにより決定させていただいております。

遠方での現場が始まり建築設計監理業務は基本として週1回の現場訪問となり1週間分の打合せを行います。後は事務所より電話・FAX・メール等により現場とのやり取りを行います。ネット社会であるからこそ可能になった仕事のスタイルもあり、我々の活動の幅も広がりました。ですが現場(工事)については職方さんの手づくりですので、実際に我々が足を運ぶ機会は便利になったといえなくなることは、まずありません。
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Question.現場監理と現場監督の違いはなんでしょうか。
Answer.
現場監理とは、設計事務所が描いた契約設計図書を元に実際の工事現場においてそれ通り施工されているか、又様々な現場での課題を施工会社との協議により解決し、問題なく現場が進むようにする業務を言います。

一方、現場監督は施工会社<工務店さん>に属する現場の責任者の事を言います。具体的には設計事務所の描いた契約設計図書を読み解き工事工程の管理と工事金額の管理を行い、工事現場における一番の総括責任者であり段取りのプロのことを言います。我々設計事務所の行う現場監理業務にはなくてはならない心強い存在なのです。
建築業務内容(設計事務所と施工会社の関係)
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Question.計画から竣工迄、施主・施工・設計の良い関係とは何でしょうか。
Answer.
「三方よし」の精神です。「買い手よし、売り手よし、世間よし」これに尽きると思います。誰かが得をして誰かが損をすることではいけないと思います。一時的には得をしたと思っても長い時間で見ると決してそれは得ではないはずです。これは仕事以外でも同じことが言えることだと思います、人生において何が本当の幸福かというと、それは自分の周囲の人も全てが幸せな時を送れたか、どうかなのではないでしょうか。建築をつくることは人生の中のほんの一部(数年)ですが同じことだと思っています。施主・施工・設計の皆が「よし」として竣工を迎える日を目指していきたいと思います。
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